【購入レビュー】ディズニー英語システムに手を出して3年目にガチ評価

ディズニー英語システム。

第二子が生まれた時に、満を持して手を出しました。当時長男５歳、長女０歳。　

なぜ、1人目の時に始めなかったの？というのは、第一子目は男の子だったから。という理由。

なぜ、2人目の時の始めたの？という理由は、第二子は女の子だったから。という、ほんとうにくだらないけど、私的には真面目な理由でした。

ディズニーといえば、ミニーちゃんとかプリンセスたちの可愛いイメージがどうしても浮かんでしまっていた当初、男の子がハマるイメージができなかったのです。

ディズニー英語システムの何を購入したか

フルセット（ワールド・ファミリー・パッケージ）!!!

ディズニー英語システムの教材は９つに分かれています。

略称	教材の名前	ざっくり説明	位置づけ
P	プレイ･アロング･セット	ミッキーたちは登場しない代わりに人間の赤ちゃんや子供たちが登場するCD、DVDなどとその関連のおもちゃのセット
S	シング･アロング･セット	ミッキーたちが出てくる歌と歌詞本のセット	インプット
D	ストレート･プレイDVD	ミッキーたちが出てくるお話DVDセット	インプット
T	トークアロング･カード	A4の半分サイズのカードを専用の機械に通して音声を聞いたり録音したりするおもちゃ	インプット
M	メイン･プログラム	・ストレートDVDと同じ内容の絵本 ・絵本にタッチすると音声が流れるペン ・本の内容の理解度を確認するためのStep by Step のDVD やもろもろのアクティビティーのセット	理解度の確認。 頭のなかの整理
G	ミッキー･マジックペン･ セット	Mセットとは別の音声ペンとその専用の合計８冊の絵本とでプラスアルファで遊べるセット	プラスアルファ 教材
A	ミッキー･マジックペン･ アドベンチャー･セット	Mセットとは別の音声ペンとその専用の合計４冊の絵本や沢山のアクティビティが詰まったセット	プラスアルファ 教材
Q	Q&Aカード	Tのカードセットと同じ機械をつかって A4サイズほどのカードをつかうクイズをするおもちゃ	プラスアルファ 教材
L	レッツ･プレイ	英語で工作するDVDと資材のセット	プラスアルファ 教材

フルセットはこちらの全てをそろえたセットです。

セット内容は以下の通り。

セットの名前	教材の内容
フルセット（ワールド・ファミリー・パッケージ）	MTDS+GAQL
ミッキーパッケージ＋GAQ	MTDS+GAQ
ミッキーパッケージ＋GA	MTDS+GA
ミッキーパッケージ＋G	MTDS+G
ミッキーパッケージ	MTDS
ミニーパッケージ	TDS
ドナルド・パッケージ	TS
グーフィー・パッケージ＋G	DS
シングアロングセット	S
プレイアロング・セット	P

購入の決め手と後悔ポイント

レッツ･プレイセット（L）いる？いらない？問題

レッツ･プレイセット（L）は正直いらないかも。って最初から思ったんですよね。　

でも工作大好き長男が、絶対にレッツ･プレイ（L）がやりたい！って言うわけなんですよ。

長男の英語（工作）に対する熱意を尊重して購入することに決めました。

が、彼がレッツ･プレイ（L）で遊べる英語力を身に着ける前に海外へ引っ越すこととなり、レッツプレイの引き出し棚、そして工作をするための解説DVDも全部日本に置いて来ちゃいました。（海外の引っ越しって荷物の制限があってあれもこれも運べないのです。）

そもそもディズニー英語の教材の中の残念ポイントの一つは、ペンや糊などの文房具の消耗品のクオリティーがとても低いことが言えます。

うちは初めてマジックを使ったときにペン先が折れてインクが漏れて大変でしたし、クレヨンも何本か折れていました。

そんな感じなので工作キットが沢山入っているレッツ･プレイ（L）は購入価値があったのだろうか。と、購入してからも正直考えされられることが多かったです。。

Q&Aカード（Q）までは割と早めの段階でも手を出せる教材なのですが、レッツ･プレイ（L）はある程度の英語力と工作が出来る程度の年齢が備わっていないと着手できないです。

なので将来の生活スタイルの予測を立てるのが難しい我が家のような方は、後から追加購入を検討するのでもいいかなと思います。

うちの場合はミッキー・パッケージ＋GAQの２番目のセットでもよかった感は否めません。

ちなみに、フルセット購入特典の絵辞典絵本はマジックペンにも対応していて、大変かわいい絵が描かれた辞典です！

もし今、購入を再度選べるなら何を選ぶか？

今、購入を再度選べるなら以下のセットかなって思います。

1. ミッキー・パッケージ＋Gを購入して、QAカードを中古で探すか単品オプションで追加購入する
   • GとAを2つとも購入すると同じ機能のペン（一応ミッキーとミニー仕様で見た目は違う）が２本もきて、教材も一機に増えます。正直使いこなせない・・というのが感想。逆に兄弟の歳の差が離れていないなど、逆に2本あった方がいいご家庭もあるのかもしれませんね。
2. ミッキー・パッケージ＋GAQ　
   • レッツ･プレイ（L）がないバージョンですね。我が家は海外へ引っ越したという特殊な事情ゆえです。　
3. 中古でそろえる（のも、ありなのかもしれない）
   • これも我が家は海外へ引っ越すという予期しないライフイベントがあったため、会員を退会しました。それゆえ、公式でそろえるメリットは会員制度に入会してCAPなどに参加することだったので、会員でなくなってからは中古で安くそろえてもよかったのではないかと思ったことも正直あります。

ディズニー英語システムを始めた我が家の変化

使用1年目

長男5歳

毎日CD、DVDを聴いてみたりする。 「赤ちゃんの時からやっていたかったよ。」とぶつくさ文句をよく言っていた。笑　 step by step は全然やりたがらないから仕方なしにママが先生役となってテレフォンイングリッシュの練習をし始める。 5歳児だから自然に覚えるというより、理屈で考えて英語を理解しているなぁと感じる。 トークアロングカードとQAカードは割と楽しんでやっている。 CAPもこなしてブルーCAPを取得する。

長女0歳

長男がやっているディズニーを横目で見ている。

ママ

購入したからには「面倒臭い」と言う理由でやらなくなるにだけは避けたい。と強く思う。 ディズニー内職の一部を導入して、生活に溶け込ませるように努力をする。

使用2年目　夫の海外転勤に帯同することとなる

長男6歳

まず、テレフォンイングリッシュは0120から始まるフリーダイヤルのため、国際電話が出来ないことが判明。テレフォンイングリッシュの継続とCAPの継続は断念することに。DVDは引き続き見る。学校が忙しくなり、CDは聞かなくなるしカードもやらなくなる。

長女1歳

兄に代わりディズニーの魅力にハマり始める。プレイアロングの実写版ベビーが出てくるDVDを1日何度も見たがる。メイン･プログラム（のなかの宝箱（フック船長の箱）の中のライト・ライト・ペン）を使ってポスターから音声を聞くのが日課となる

ママ

新生活に慣れるので一生懸命になっていたためディズニー特別に力を注ぐことはなかった。が、娘がディズニー英語好きになってくれていて、0歳から初めてと良かったのかも。と実感するようになる。テレフォンイングリッシュもCAPもできない、イベントに参加することも出来ないので会員は辞めることにしました。

使用3年目

長男7歳

妹が遊んでいればたまに横目で見て入る。が、もはやORCやEpicなど、ディズニー英語以上に夢中となるものを見つけ完全に卒業状態。

長女2歳

相変わらず毎日プレイ･アロング（ベビー実写版のセット）を見たがる。ストレート･プレイDVD（ミッキーの本編）よりも実写版ベイビーが好き。Blue,Red,Yellow,とかDVDのワードを沢山話すようになる。トークアロング･カードをするのも日課となりかなり楽しんでいる様子。マジックペンで本から音声が流れてくるのも大のお気に入り

ママ

長女がインターナショナル系のプリスクールに通い始めて、そこの先生から「長女は十分英語で理解しているよ。」と伝えられる。そこで初めてディズニー英語は効果がわかりづらいし、英語力を確かめることが中々難しいのだけど、0歳から適当にやっていても、ある程度効果があることを確信する。

ディズニー英語システム実際のハマり度。（長男７歳時点、長女２歳時点）

長女のこれからの成長次第で評価も変わるかもしれないですが、現時点での我が家での勝手な評価をまとめました。

略称	教材の名前	おすすめ度	ハマり度
P	プレイ･アロング･セット	★★★★★	0歳から２歳の今まで長女は毎日聞いて見て過ごしています。 あかちゃんはあかちゃんや子供が大好き。 とにかく毎日大活躍
S	シング･アロング･セット	★★★	シングアロングの本は日本に置いてきた。笑　 CDだけはiPhoneに入れた音源で聞いている
D	ストレート･プレイDVD	★★★★	長男も長女も割と好き。つければ見ている。が、つけてとは言われない
T	トークアロング･カード	★★★★★	長男も５歳のときはほぼ毎日使用していた。長女は２歳ごろからかなりのお気に入りのおもちゃになっている
M	メイン･プログラム	★★★	残念なことに長男はお勉強風になると全然やる気にならないタイプだったので、全くハマらない。そして2歳娘が今後やるかもしれないので未知数。 絵本はよく見ている
G	ミッキー･マジックペン･セット	★★★★★	２歳児のお気に入りで毎日使って遊ぶ
A	ミッキー･マジックペン･ アドベンチャー･セット	★★	２歳児のお気に入りで毎日使って遊ぶ。 でも２本目はいらない気もする
Q	Q&Aカード	★★★★★	長男7歳いまだにこれであそぶこともあり、長女2歳にクイズを出してあげている。
L	レッツ･プレイ	★	海外転勤という我が家の特殊事情ゆえ、できなかった。 付属DVDも日本に置いてきてしまった

ディズニー英語システムのメリット

簡単に英語環境に変えることができる点

ディズニー英語システムはお家を英語環境にすることが購入するだけで簡単にできるのが最大の魅力かと思います。

ディズニー英語システムというツールを使わなくても英語環境をそろえることは可能です。

そういったものの中から、子供と一緒に楽しみながら『聞く、読む、話す、遊ぶ』を取り入れることができればディズニー英語システムじゃなくても全然いいと思うんです。ただ、親も子供と一緒に英語を楽しむと言うこと自体が大抵の親は初心者だと思うんです。私もそうでした。なので、子供に合った教材をたくさんの中から選ぶと言うこと自体一苦労です。

長男の時はディズニー英語システムではなくて、様々な英語ツールをその時その時よさそうな物を調べては取り入れ、失敗だったらまた次。みたいなことを繰り返していました。その結果、時間もかかるし、思った効果は得られないし、という状況でした。

そういった理由から、ディズニー英語システムの最大のメリットは

誰でも簡単に家の中を一瞬で英語環境にすることができること。がまず言えます。

費用

次に費用に関してですが、ディズニー英語システムは英語教材の中でも最高額のものなのは間違いないですね。値段だけを見ると即断できない値段です。

ただ、小学1年生の7歳に卒業するとして考えて7年分の英語ツールを購入すると考え100÷7＝年間10万円から20万円くらいの投資と考えれば、まぁ、決して高額とも言えない。兄弟姉妹で使えばより割安になると考え方も出来ます。

7歳としたのは、小学生になると生活が変わり、新しい人間関係が始まり、お勉強も始まり、学校の宿題も出たり、学校に行くだけで子供はヘトヘトになるんです。なので幼稚園、保育園の時と同じペースでディズニー英語システムに関わることはなかなか大変なので、就学前というのを一つのキーワードとしました。

幼少期の英語の基礎習得はプライスレスな親から子供にしてあげられる贈り物のひとつではないかと思うんです。自分も高校生の時に英語の勉強をしている時に「親がディズニー英語をやっていてくれいたらな。」なんてことをよく思っていた時期がありました。

英語習得することは将来不可欠なのに関わらず、習得には時間がかかります。それを幼少期に楽しみながら身につけていたら、将来の選択肢が増えたり、時間の余裕が生まれたり、いいことづくしだと思います。

ユーザーが多いこと

ディズニー英語システムの情報がネットに溢れているので大体の疑問やトラブルなどの疑問はネットで解決できます。

例えば、うちではマジックペンが急に動かなくなってしまった時、かなり焦りましたが、結局「初期設定ボタンを押せば直る。」というネットの情報をやってみたら本当に直りました。

他にもディズニー英語システムの教材の進め方だったり、収納の方法だったり、たくさんののディズニーユーザーたちがお困りごととその解決方法をシェアしてくださっているので、大抵心強いのです。

ディズニー英語システムのデメリット

フォニックスは学べない

フォニックスは英語圏の子どもたちが小学低学年までに徹底的に習うアルファベットの読み方のルールです。全部で100以上もルールがあり、一気に学ぶのは大変です。大体、幼稚園年少から簡単なものから導入され始めて小学生低学年のうちに学び終えます。

フォニックスが頭に入っていると、初めて見る単語であっても「読む」ことが出来ます。そして初めて聞く単語でも「スペルを予想」することが出来るようになります。英語圏の学校はとにかく本を読むことが最大の学習となります。本を読んで新しく知識、ボキャブラリー、を増やしていきます。

海外では、「子供に本を読む習慣をつけさせることが親と先生のミッション！」と言ってもいいほど力をいれているところなのですが、ディズニー英語ではフォニックスは学ぶことはできないんです。

イエローキャップまでクリアしたとしても英語力はネイティブの幼稚園レベル

ディズニー英語に使われているボキャブラリーは幼稚園生、小学生1年生くらい子どもたちが使うレベルに留まっています。

なので「ディズニー英語だけで英検２級合格！」などは絶対に不可能です。

正しくは、幼児期にディズニー英語を使って英語の基礎を体で覚えて、その後沢山本を読んだりしてボキャブラリーを増やした結果、小学生のうちに英検2級を取得することができた。というストーリーです。

つまりディズニー英語システムの卒業後を見すえて、違う媒体で英語を学び続ける必要があることを忘れてはいけません。

ディズニーにハマらない子供（親）もいる

これは正確には「ディズニーにハマらない親がいる。」と言い換えることができます。

ハマり度が違うだけで、どんな子供も親次第である程度はハマります。なぜなら、ディズニー英語は教材というか、家庭環境の英語化という位置付けなので。

それは子供が好き嫌いの以前に、家中がディズニー英語だらけだったら、子供にとってそれが普通になるわけです。うちの長女はまさにそのタイプ。もともとディズニーが好きだったのか嫌いだったのかは、もはやわからないですが、0歳の頃からずっと身近にあったので自分でディズニー英語で遊びたがります。

親も子供もCDをかけたりDVDをセットしたり、絵本やカードを取り出したりすることが面倒くさいなと思わない配置を工夫して生活に溶け込ませることが親の努力ポイントかなと思います。

海外からテレフォンイングリッシュはできない

海外からフリーダイヤルが繋がらないので、会員サービスの先生と電話することができなくなります。テレフォンイングリッシュができないと、CAPにも挑戦できなくなります。

会員には費用がかかりますが、海外にいるとその恩恵は限定的になるので会員の継続を断念する方が多いと思います。

会員サービスには、破損時の無料交換や、カスタマーセンターへの相談などが含まれますが、会員でなくなるとそういったこともできなくなります。

ただ、海外に帯同する小さいお子さんがいるご家庭こそディズニー英語システムを採用するメリットをがあると考えます。海外生活しているだけでは絶対に英語をしゃべりだすことはありえません。2歳未満なんてママとほとんど家の中で生活しているので日本語だけで生活していることが大半です。ディズニー英語システムは大量の英語のインプットになるので小さいお子さんと海外帯同するご家庭は是非、ディズニー英語システムを検討することをお勧めします。

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こちらの記事がどなたかの参考になれば幸いです。