当ブログを訪問くださり、ありがとうございます。
現在は、東南アジアで子育てをしていて、
子供達はそれぞれインターナショナルスクールへ通っています。
引っ越してきた当初、息子は6歳でその息子の英語力はほぼゼロでした。
しかし、こちらで生活をして一年半位がたった頃、息子の英語力は飛躍的に伸び、私たち親が驚くほど、英語を使いこなすようになっていました。
息子は元々決して優秀なタイプではなく、その辺にいる普通の、もっと言えば平均よりお勉強はできないタイプです。
そんな息子が海外で、まず取り組んだことは、
ORT(オックスフォードリーディングツリーの本)にハマり、
ORC(オックスフォードリーディングクラブ)を使ってひたすら読み漁っていたということです。
ORCはORT(オックスフォードリーディングツリー)を電子書籍で読むためのアプリです。
最初の1年間はORCのORTを読み、その後にRaz-kids の購読に切り替えました。
切り替えた理由は単純に本人がオックスフォードリーディングツリーを読破して、ORCのアプリを開かなくなってきたという理由です。
どちらのサービスも幼稚園の小さな子供達からでもできる、英語をこれから学ぶ子供向けの英語の絵本が多読できるサービスです。
どちらも経験をしてみて両者のメリットとデメリットについてを紹介します。
オックスフォードリーディングクラブの特徴
↓過去にオックスフォードリーディングクラブ(ツリー)についてまとめた記事はこちらです。
Raz-kids /Raz-plus の特徴
↓Raz-Kidsの公式サイトはこちらです
↓Raz-Plusの公式サイトはこちらです
オックスフォードリーディングクラブとRaz-kids(Raz-plus))の比較
両者を比較した表が以下です。
Raz-kids/Raz-plusは値段のところが選択肢が沢山あって少しややこしい印象ですね。
Raz-kids/Raz-plus | ORC | |
---|---|---|
本の数 | 約400冊 (Raz-plusは3000冊) | 約1000冊 (オックスフォードリーディングツリーは297冊) |
本のレベル | ~小学6年生くらい | 小学6年生くらい (オックスフォードリーディングツリーは小学3年生くらいまで) |
国 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
値段 | <先生または親アカウント> Raz-kid 公式価格:年間125 ドル Raz-Plus 公式価格:約240ドル <生徒用アカウント> Raz 共同購入価格:サイトによる1500円~4000円ほどのばらつきがあります | 年間11000円 他、月単位や半年単位でも選べます |
無料体験期間 | 無料体験期間14日間 (すべてアクセス可能) | 無料体験14日間 (80冊に限定的) |
本を読む以外の機能 | ゲーム(クイズ) ワーク(公式サイト経由で購入した場合) | ゲーム あり |
アプリの有無 | iOSアプリが使える | iOSアプリが使える |
本の面白さ | 教科書風 | 楽しい |
フォニックスを学べるかどうか | フォニックスに特化したものはない | 学べる |
作れるアカウント数 | <先生または親アカウント> 公式サイトで購入した場合は36人 <生徒用アカウント> 共同購入した場合は1人 | 1人 |
多言語を学べるかどうか | 主に1言語(英語)一部スペイン語もある | 1言語(英語) |
ちなみに、日本人にとってなじみやすいのはアメリカ英語だから、オックスフォードリーディングツリーの本は、慣れるまでちょっと違和感を感じるときもあるんだよね。
息子の場合は英語の知識がもともとないから、特に気にすることはまったくなかったのだけど。
オックスフォードリーディングクラブの方が優れているところ
子供がハマったポイント→オックスフォードリーディングツリーの話の内容
毎回の話にオチがあり、小学一年生の子供にとってウケる要素が盛りだくさんです。
何度爆笑している息子の姿を見たことか。
このシリーズだけで約300冊なので親も新たな本を探す手伝いをする手間もありません。
親が与えなくても、勝手に読んでくれるっていうのは、お互い本当によいサイクルでしたよ~。
他、優れているポイント
リスニングの速度を調節できるところ。
息子は耳が慣れてなると普通か、早いモードで聞いていましたが、Razkids は読み上げ速度の調整機能は無いので、遅いと感じることもあるようです。
話が面白いから何度も繰り返して読んで(聞いて)いました。
そうなってくると、数回目だとスピードアップして聞きたいと感じるとのことです。by 息子
ストーリーの前に単語ゲームがあるところ
単語のゲームはリズミカルな音楽が流れながら始まります。ゲームは単語と絵(写真)を一致させる単純な内容ですが、ストーリーを読む上で知っておくべき単語を絵(写真)で事前に知ることができます。
これは特に当時2歳の下の妹がハマっていたゲームでした~
オックスフォードリーディングツリー以外も子供が好みそうなシリーズ
うちの息子の場合はオックスフォードリーディングツリーだけにハマりましたが、実はそれ以外にもパウパトロールやドーラのシリーズなど、世界の子供たちが好きなアニメキャラクターの本もあります。
読書習慣が無い子供でも、読書が好きになりそうです。
海外ではパウパトは絶大な人気だよ
Raz -kids /Raz-plus の方が優れているところ
子供がハマったポイント→マイキャラ設定とレベルの可視化
マイキャラ
マイキャラ設定ではRazkid(Raz-plus)はロボットです。そのロボットは読書をしてスターを獲得することでかなり細かく設定ができます。
日本のスマイルゼミを、使っていた時もマイキャラがあったのですがその時は人間の男の子でした。
息子の場合は人間よりもロボットの方がカッコいい〜といってひたすらスターの獲得を頑張っています。
分かりやすい自分のレベル
Raz-kids(Raz-plus)はレベルがasからz2まであり、自分のレベルが画面で確認しやすいです。レベルが上がる方法も子供にとって分かりやすいためか、レベルが上がるたびに喜んでいます。
他、優れているポイント
読み上げモードの機能(ラインの出方)
文章を読み上げモードのときに、出てくるラインが分かりやすいです。
読み上げがされているワードとその周りの文章もどちらにもラインがひかれます。文章のブロックでリスニングが視覚的にも理解できてわかりやすいです。
(選べる)値段
共同購入するか、個人購入をするかで値段は変わってきますが、共同購入した場合はかなり安く利用できます。
公式サイトで先生用または親用アカウントを個人で購入する場合は、先生が使う機能も全部使えます。
共同購入で生徒用アカウントを購入した場合は、「本を読む・本に関するクイズをする。」という機能のみを使えます。
ちなみに先生用や親のアカウントを公式サイトで購入した場合は、関連したワークを印刷できたり、子供達の読書の進捗を把握するダッシュボード機能が使えたりします。「本を読む」という機能自体には差はありません。
まとめ ~結局うちの子供に合うのはどっち?~
我が家では両者を使ってみましたが、どちらも大好きな多読アプリです。
両者の「英語を学び始めのための子供のための多読アプリ」という目的は同じですが、特徴が違うので、子供の性格や年齢に合わせてあっている方を選べばいいと思います。
また、同時期に二つのアプリを購読してしまうと子供も親もキャパオーバーしてしまってやる気もうせてしまいそうなのでどちらか1つの購読をおすすめします。
両者の特徴をまとめ、子供に当てはめてみるとこんなイメージです。
オックスフォードリーディングクラブが向いている子供
- ストーリーなど、面白みがないと本を読みたがらない
- ゲームが好き、アニメが好き
- 小学校に上がる前の幼児
- フォニックスの本も読ませたい
Razkidが向いている子供
- 日本語の絵本など、そもそも本を自分で読むことが好き
- ストーリーにオチがなくても問題ない
- ノンフィクションの教科書風の本も好き
- 小学一年生くらいの精神年齢を持ち合わせている幼児
どちらも無料体験ができますので、興味があればまずは体験をしてみることをお勧めします!
こちらの記事が子育て中のママさんパパさんに届けば幸いです!